看護専門外来の様子を実際に見学して確認しよう

職場見学で実際に確認してみよう

求人を探していて、もし気になる病院があったら実際に足を運んで見学してみることをおすすめします。働いている看護師の様子や職場の雰囲気から、自分に合う職場かどうか判断できるのでミスマッチが防げます。しかし、職場見学をしたいと思っても、「どのように見学したらいいか分からない」「就職すると期待されるのでは？」と、見学をためらってしまう人もいるかもしれません。ですが、あらかじめ職場の見学をしておくことは転職に失敗しないためにもとても重要なことです。職場見学でチェックしておきたいポイントも一緒に紹介するので、職場見学に足を運ぶきっかけにしてください。

「言葉遣いや会話」

看護師が不足しているという状況もあり、ほとんどの病院では見学者に対して笑顔で丁寧に接してくれますが、みるべきポイントはそこではありません。「看護師と患者さんの会話」や「医師と看護師の会話」からどのようなコミュニケーションを取っているのかをチェックしましょう。
看護師が患者さんに敬語を使っているかどうか、患者さんを尊重した会話をしているかどうかで雰囲気や力関係がよく分かります。中にはしっかりと信頼関係が出来上がっているためフランクに接している看護師もいるかもしれません。しかし、フランクに接していても患者さんを尊重していない場合は看護師が偉そうな態度を取っていることが多いので、言葉遣いだけでなくどんな態度で接しているのかも確認しましょう。
また、医師と看護師の会話では看護師が医師に対して過剰に気を遣って接していないかどうか、医師が患者さんにどのように対応しているか、も確認しましょう。

「看護師の年齢」

働いている看護師の様子を確認するときは、対応の仕方だけではなく年齢も一緒にチェックしましょう。若い看護師と年配の看護師、中堅クラスの看護師がバランス良く配置されていれば問題はありませんが、年齢的な偏りがある場合は何らかの事情を抱えている可能性もあります。コミュニケーションを取りながら、どのような年齢層が多いのかしっかりと観察しましょう。

「看護師の笑顔」

見学では病院内を一通り案内されるため、当然、ナースステーションにも立ち寄ります。そのときに看護師がどのような表情で対応してくれるかをチェックしましょう。たくさんの看護師が働いているため、硬い表情の看護師や上の空で自分の業務に没頭している看護師、厳しい表情の看護師もいるとは思いますが、笑顔で対応してくれる看護師が多いほど働きやすい環境であると考えられます。また、会話や笑い声が聞こえてくるようであれば和やかな雰囲気の中で働いていることが推察できます。